サクリファイス

サクリファイス


サクリファイスって「犠牲」っていう意味なんだって。
読み終わってから聞くと、ほぉ〜って思う。


この自転車のロードレース。
競技のルールというか詳しいこと、全く知らなかった。
こういう競技があるのねぇ・・・と、
とても驚いたのが本当のところ。


スポーツのルールってはっきりつけるために決まっているものなのに
「紳士のスポーツ」だとかで、
すっごい曖昧。。。な、ように素人の私には感じられる。


で、エースのアシストをすることで「勝利」の美酒を受け取る人が
いる!ってことが、摩訶不思議。
自分の個人名での勝利は絶対ない。
チーム名だけのエントリーで、明らかにチーム対抗の団体競技として
存在しているのならわかる。
でも、そうじゃなくて、個人名で栄冠を勝ち取る人がいるにも関わらず
アシストに徹している人が同時に存在する。ってことが、最初、理解できなかった。


仕方なくやっているのだろうと思った。
この作品の主人公だって、最終的には、エースの座を狙うのだろうと思った。
自分がそう思っていると、他の人が、違う考えで動いていても、
そのことを素直に受け止められないのだって。
何か裏があって動いているんじゃないか?って勘ぐってしまうのだって。
何かで読んだことがある。。。
正にそれ。


「ちがう」と「まちがっている」
<ま>という字が入るだけで、意味が全然違ってくる。。。って
中学の時、生活体験発表で、みんなの前で発表したなぁ。(赤面)
自分の尺度だけではなく、違う目線の人もいるのだと
他人を素直に受け入れよう。
久しぶりに、そんな、ストレートなこと、熱く語ってしまいそうだ。