消されかけた男 (新潮文庫)BOOKデーターベースより内容
どこから見ても風采の上らない英国情報部のチャーリー・マフィンは、KGBヨーロッパ・スパイ網の責任者ベレンコフを逮捕したこともある腕ききだが、部長が交替してからは冴えない立場に追いやられている。折しも、ベレンコフの親友カレーニン将軍が西側に亡命を望んでいるとの情報が入った。チャーリーはどこか臭いところがあると警告したのだが・・・


こういうスパイ小説って久しぶりに読んだ。

なんといっても、もう西!とか東!とかいう世界情勢じゃなくなっているしね。

結婚したてのころは、夫の影響も受けて結構読んだのだけど・・・

今回は、読書メータで知った方のコメントを読んで、触手が動きました。

読んでみて、大正解!!
すっごく楽しめました。
今とは違って、携帯とかネットとかない時代背景だから、
ホントに人物の魅力とか、ストーリーで読ませなくちゃ、成り立たないわけで・・・

いつも私が読んでいるような、リアルな世界の女の気持ちに共感する。。。とかそういう小説じゃない分、頭も使うし。
絶対どんでん返しがあるぞと、息殺して、ドキドキしながら読み進んでいったのに
最後、しっかり騙されました。

いや〜楽しかったです。