女王様と私
真藤数馬は冴えないオタクだ。無職でもちろん独身。でも「引きこもり」ってやつじゃない。週1でビデオ屋にも行くし、秋葉原にも月1で出かけてるし。今日も可愛い妹と楽しいデートの予定だったんだ。あの「女王様」に出逢うまでは。彼女との出逢いが、めくるめく悪夢への第一歩だった…。
本の半ばで、いきなりの反則技!
これが妄想って・・・
そんなこと言われたら、もう読む気がしないじゃない?
まぁ、もともと読書は想像力で読んでいるのだから、
これも妄想の一つといってしまえばそうなのだけど
でも話がなんでも有りになっちゃうでしょ。
ハラハラもドキドキもしなくなっちゃうでしょ。
その後も頑張って読んだらね。
最終的に落ちが、妄想に逃げるっていうかね。。。
あ〜ここにつながるのね。
じゃぁ、途中のあれは、結局「あり」だわね。と納得。
私も、想像というか妄想に逃げる時あるよ。
なんだか現実が辛いというか、たいした楽しくないなぁと思っていた時
よく考えてた。
「もし、高校時代の先輩があの時のように、夜、突然やってきたら
どうしちゃうだろう、私」
「もしも、OL時代につきあっていた人が、うちを訪ねてきたらどうするだろう」
その時、娘は居ない時間帯かな。居た場合はどうするかな。。。
かなり、具体的に考えたね。
あれは、いつごろだっただろう。そういえば、最近はあまり考えないな・・・
今、思い出したけど、
私が小学生の頃、夜、眠りにつく前は、毎日のように
想像の世界で遊んでいた。
「マーガレット」とか友達にカタカナの名前つけたりしていたなぁ。
名前考えるだけですごく時間かかって、実際、その架空の人物を動かして
物語つくりだす頃には眠っていた(笑)
幸い健全(?)なことに妄想は眠る前だけのことだったけど。
最近の世に言われている「引きこもり」っぽいひとは
この本のように完全に妄想に逃げたりするのではないかと正直怖い。
しかーし
そのイメージもマスコミに作られたものではないかという気もして
それも、怖い。。。