製鉄天使

製鉄天使


赤朽葉家の伝説」を読んでいなかったら
「はぁ?」って感じだったなぁ。
いつもなら、読まないタイプだもの。。。

ちょっと違うかもしれないけど、
昔々、読んで、やっぱり好きになれなかった漫画
瞬きもせず 1 (集英社文庫(コミック版))    を思い出した。


ぱらりらぱら・・
ちょっと入りこめない世界だった。
赤朽葉家の伝説」を読んでいるからこそ
ちょっとその背景を理解できるのであって
そうじゃなかったら、大体、わかんないじゃない?
あの、お兄さんとの会話だって
妹や弟、母、そしてなにより「鉄」のこと
わかんないじゃん!!

もう、絶対
赤朽葉家の伝説」から読まなきゃダメじゃん。


お兄さんとの会話
えいえんの国は「どこ」じゃなくて「いつ」存在するかってこと
っていうくだりは、グッときた。

まさにね。
恋愛だって、なんだって、
「幸せ」と感じたその時が「えいえんの国」だよね。

高校生の時(もう30年も昔だけど)
学校祭で、先輩と過ごした「この瞬間を絶対忘れない!」と思ったあの時のこと、今でもありありと覚えているもの。。。
ね、そういうことでしょ?

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