水の中の犬

すごいわ。。。もう言葉にならないほど。圧倒されました。
こんな探偵モノの本読んだことない!

あらすじは省略するけど、
初めは、ちょっと腕がいい、頭がいい、上から目線の強気な探偵が
細かなところへの着目から、事件を解決!っていう、
定石通りの小説だと思ったのに。
そして、そんな小説嫌いじゃないし、そんな探偵大好きなのに、
どんどん、どんどんハードになって、
あれよあれよと血の海になって
でも、そういうシーンでも気持ち悪いグロい感じには思わなかった。

暴力描写がグロいほど細かくないせいか
(結構、詳しく描かれているけどね)
探偵さんがカッコいいからか・・・
自分にがっかりしたくなくて、戦っているって感じがしますよね。
前述の「終末のフール」に出てくる苗場さんのようです。
「おい俺、俺は、こんな俺を許すのか」って。。。。

この作家さんは、ほかの方のレビューを見て、
初めて読みました。
大正解でした!
他の作品もぜひ読んでみようと思います。

・・・・・・・・・・白状するけど、どうしてこの題名がついたかは
わからない・・・・・・・・・・・・・・・・・・



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