2010 6月に読んだ本

今年読んだ本の累計 84冊


6月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2609ページ

ソウル・コレクターソウル・コレクター
最後の最後で、怒涛の真実発覚があって、やっぱりいつものように楽しめたのだけど・・・でも、いつもの些少の鑑識物から推理され導かれる!といった面白みがちょっと減少している感があって、ちょっと残念。次回のウォッチメーカーとの対決を楽しみにしています。
読了日:06月27日 著者:ジェフリー・ディーヴァー
ヘヴンヘヴン
百瀬!えらそうにしゃべってんじゃないよ。言えば言うほど、それがお子チャマだって。1人で大きくなったつもりになってんじゃないよ。コジマにしても、お母さんが「最後まで可哀想に思いつづけなかったのがダメ」みたいに言うけど、お父さんは可哀想に思われたかったとでも思っているのか!君の目が斜視だからこそ君だって?!何言ってんのさ。誰がそう決めてんの?!笑わせんじゃないよ。と、腹立ちまくり。。。淡々と子どもと接し、受け止めている母の態度だけ救いでした。
読了日:06月16日 著者:川上 未映子
十字架 (100周年書き下ろし)十字架 (100周年書き下ろし)
名前を書かれたから十字架を背負ったのではなく、名前を書かれたことによって残された親と絆が出来、直接知った苦しみが畏れとなって十字架のように背負うことになったのだと思う。子を亡くした親からは無言の責めであっても、逆に痛々しい明るさであっても平常心では直視できない。。。最後のサユからの手紙。重たい荷物と一つになっているんだ・・・でも精一杯生きていたら時にはその重さを忘れることもある。。。決して荷物を下ろして無くすのではないけど。生きているってこういうこと。
読了日:06月14日 著者:重松 清
図書館革命図書館革命
一気読みしたこの数日。とても幸せでした。甘甘なセリフにニヤけつつグッときて涙でるし。。。言葉を、表現を守る!という確固たる想いがあるからこそ甘甘なシーンが飛び出してきてもグダグダにならないのでしょうね。想いを一つにした堂上班の仲間を信じ結束した動きが、すがすがしさをより強く描き出しているし。頭良くてしかも想い人への好意を表情や態度で分かりやすく甘く示されるときたら、もう直球のドストライクで私はメロメロです。
読了日:06月12日 著者:有川 浩
図書館危機図書館危機
読了日:06月12日 著者:有川 浩
図書館内乱図書館内乱
読了日:06月12日 著者:有川 浩
悼む人悼む人
覚えていて欲しい。。。それは、人、皆の素直な気持ちだろうとは思う。でも、それは誰に???見知らぬ新聞で知ったなどという人に自分が愛した人を知らして覚えていて欲しいと本当に思うのだろうか?それを覚えているというのは、静人の傲慢ではないだろうかという思いが、読みながらも拭うことができなかった。母が静人を想いながら何故「悼むための旅」に出ているかを語る場面は素直に母の想いを聞けたのだけど・・・こんなに母の愛に包まれているのに。。自ら愛する人と共に生きる道を捨てるなんて、貴方は何様?
読了日:06月12日 著者:天童 荒太

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